ページ

2012年6月23日土曜日

手帳の勧め

私はずっとデジタル派でした。医師になったときにPalm3を購入し、研修医の頃からメモはできるだけデジタル化してきました。しかし、ここ1年ほどアナログの手帳を併用してます。


デジタルの強み
デジタルの強みは検索機能でしょう。アナログの手帳のなかから特定の情報を探し出すのは、時に難しいモノです。また、クラウド化によってこれまでのようにディバイスに依存しなくなったことも良い点です。EvernoteやDropboxなんて、最近の若手には身近な存在でしょう。研修医の頃は色々と覚えることも多いですから、これらを片っ端からEvernoteなどに上げていくのも良いと思います。ただ、人からもらった資料は内容を覚えていないことが多いので、自分で書き加えるなど覚えやすくしておくと良いでしょう。

アナログの強み
これはもう、入力の手軽さにつきます。デジタルだとどうしても”形式”があるのですが、紙の手帳には自由にメモできます。そのためには、いつでもペン付きで手帳を持ち歩く必要があるのですが、なじんでくると逆に手帳が近くにないと落ち着かなくなったりします。手帳やペンも自分が書きやすいモノを選ぶと良いでしょう(私はJetstreamとHitec Coletoを使用しています)。

この言葉は、大好きなブログに出てくるモノです。色々な情報をとにかく取り込んでしまおうという発想で、取り込む先はiPhoneでも手帳でも構いませんし、ある一つのツールでなくても構いません。私達に関わる情報・出来事は、それ自体どういう意味を持つのかその場ですぐわかることは多くありません。後になってその重要度を知る、そんな経験みなさんありますよね? だったら、気になったことは片っ端からメモしていこう。それがユビキダスキャプチャーなんだと思います。こうやって取り込んだ情報は、後になって価値を発揮してきます。ただ、元々筆無精の私はメモ魔とは対極に位置する人でしたので、現在でもメモすることはそれ程多くはありません。それでも、うっかりは減りますし、あの時自分が何を考えていたのか、振り返るだけでも新鮮な気分になります。

手帳の勧め
手帳術は実に奥深いモノです。どこかで貰ったメモ帳にただ漫然とメモする、それだけではもったいないですよ!

追記 2012/7/14
このサイトを参考に。

0 件のコメント:

コメントを投稿