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2013年6月10日月曜日

シングルタスクって難しい

私は基本的に先送り人間です。日々新しいタスクが入ってきて、時々面白いアイディアを思いつく。思いついた瞬間はエネルギーにあふれ、どんどんはかどりますが、時間とともに速度は落ちていきます。そしてちょっとした問題にぶつかった時、他の目新しいタスクにエネルギーを注いでしまうのです。

私は2つの重要なプロジェクトを抱えています。今年の目標として真っ先に挙げた2つで、ここ1年ほど同時進行のようになってしまいました。まったく別のプロジェクトなのですが、締め切りがほぼ同時期に重なるのです。2つのプロジェクトが発生した時期は異なるので、先送りしてきた結果こうなってしまいました。今回もやはり締め切りが重なりました。そんな時に読んだブログがこれです。


その中で、Zen Habitsの7つの習慣が簡単に紹介されていました。特に私の興味を引いたのは、「シングルタスク」でした。私達は普段パソコンを使用し、マルチタスクは当たり前だと思っています。しかし私の脳はシングルタスクしかできないのだ、いやさせてはいけないのだと思い至ったのです。私の脳は新しい刺激が好きで、良く脱線を求めるようです。目新しいアイデアを実行に移したくなります。ここを抑えなくてはいけません。

2つのプロジェクトは同じぐらい重要だったので、締め切りから判断しました。締め切りが近い方から取りかかります。最初は順調にこなせますが、ちょっとした問題にぶつかります。いつもならここで別のプロジェクトへ逃げてしまうのですが、ここは我慢です。シングルタスクを強く意識し、一つのプロジェクトが終了してからしか次に取りかからないことにしました。そうは言っても、細々とした別プロジェクトは紛れ込んでくるのですが、時間が空いた時は決めたプロジェクトに時間を使う。もう一つのプロジェクトは一切触らない事を心掛けました。そうしてやっと、2つとも一旦終えることが出来ました。

書いてしまえば当たり前のことです。一つずつタスクをこなしていく。その仮定で別のタスクが発生した時は、1. 短時間で終えることが出来るのであればこなしてしまう。2. 時間がかかると判断した時は、やることリストの下に記入し、元のタスクリストに戻る。Doing listと呼ばれる仕事術です。しかし、なかなかこれが出来ないのです。どうやって一つのプロジェクトに集中させていくか、まずは自分の意識改革からでしたが、永遠の課題かもしれません。

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