私達の地区では年2~3回、主に薬剤師を対象として吸入指導の講習会を行っています。今回、初の試みとしてスモールグループワーク方式を導入してみました。
これまでの吸入指導講習会は、前半に講義、後半にデモ機を手にとっての実技講習で行っていました。吸入薬はどんどん新しいものが発売されるので、知識をアップデートするのも大変です。しかし、それだけでは面白くない。普段困っていることを仲間と共に議論する場として、スモールグループワークを試してみました。
参加者は5人で1グループになり、それぞれのグループで吸入指導で困ったことを話し合います。その中で各グループで話し合うシチュエーションを決め、それを解決策も含めて寸劇でプレゼンするという内容でした。私も初めて取り組んだので、会がどの様になっていくのか不安でしたが、参加者の皆さんが芸達者で、非常に面白いプレゼンとなりました。
また、今回はコメンテーターとして聖マリアンナ医大西部病院の駒瀬裕子先生、東近江医療センターの小熊哲也先生、そしてうさぎメディケアを主催されている薬剤師の丹波卯子先生に来て頂き、それぞれの立場で本当にすばらしいコメントを頂きました。
参加者全員で学ぶことができた、そんな企画であったと思います。
今後もこの方式を拡げていこうと思います。
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